どうも普通の大学生kasiei(@kaiseiblog)です。
本日は、大学で競争するのが負け犬である理由について解説していきます。
大学生は常に誰かとの競争が激しいイメージが非常に強いですよね…。
例えばGPAを競ったり、就職先で競ったりと、みんな心の中で密かな競争心を燃やしています。
しかし、かの有名なピーターティールさんは「競争するものは負け犬」と語っています。
この記事ではそんなピーターティールさんのお話をより大学生向けに考えてみました。
ピーターティールって誰
アメリカの起業家でPayPal創業者。シリコンバレーで大きな影響力を持つ「ペイパルマフィアのドン。本「ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望」にて詳しく記されている。
大学でいつも心の中で誰かと競ってしまう方は参考にしていただきたいです!
それではいきましょ〜
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ピーターティールさんの引用動画
出典:Youtube
大学内でなぜ競争が生まれるのか?
そもそもなぜ、大学で競争が生まれてしまうのでしょうか??
大学の仕組みに問題があるからなのでしょうか??
大学のみならず教育機関、そして社会にあるほとんど全ての場所は「競争」させるための環境を作っています。
それはもちろん「競争」させることが、最も効率よくその場所を成長させてくれるからです。
大学で競争が生まれる理由の1つに、就職というものが存在します。
基本的には大学内でより活躍し、より良い功績を残した人から順番に良い就職先に行けるというものです。
その場面で誰しもが、他の人よりも少しでも良い就職先に行くために必死で競争をします。
- 成績TOPで良い就職先に行くことができた大学生
- 成績59位で自分の行きたかった就職先に行くことができた大学生
上記の2人を比べたら、実際にはどちらもあまり変わらないはずです。
もっと言えば、成績TOPの人は競争心が強いあまり自分が行きたい就職先よりも、世間一般的に良いとされる就職先に行ってしまったのかもしれません…。
このように大学では、成績これくらいとったら当然〇〇に行くでしょ!という学生の中での謎の共通認識があることが競争心を掻き立ててしまっているのです
競争に惹きつけられる大学生
ピーターティールさんは
人間は競争に惹きつけられている
という風に語っています。
一体どういうことなのか大学生の視点から考えてみます。
他の大学生と同じ道を行く安心感
皆さんは大学の授業選択などで、、、
本当は〇〇の授業を履修したいけど、みんな履修していないし、きっと人気もなくてつまらない分野なんだ…
と思い、履修しなかったことはありませんか??
ちなみに僕も【現役大学生が教える】大学での授業の選び方で書きましたが、1度人気が全くない授業をみんなが履修しないというだけでやめようとしたことがありました。でも覚悟を決めて履修してみた結果、最高の授業だったという体験をしました。
このようにみんながみんな自分が良いと思った授業を履修していけば競争というのは起きにくくなると思いますが、人間は安心感を求めるためにマジョリティー(大多数)へ行こうとします。
大多数へ行った場合、それだけ競争率も高くなり大学でも競争が激しくなってくるのです。。。
競争に勝った時の自己肯定感の上昇
競争して勝った時の嬉しさと言ったら、とんでもないですよね…。
- 運動会で1位になった時
- 受験で他の人よりも偏差値の高い大学に進学できた時
- 成績の勝負をしていて自分が勝った時
- 友達よりもレベルの高い就職先が決まった時
どれも成し遂げた瞬間に謎の達成感と高揚感を得ることができます。
そればかりか、他の人よりも自分が秀でているという思いが強くなり、自己肯定感までも上昇するそうです。
競争に勝つといいことだらけのような気がします。
大学生が競争をしない方がいい理由
それではなぜ、競争をしない方がいいのでしょうか??
そのことについて、色々な本や記事を参考にして解説していきます。
上には上がいる
競争というのは、常に誰かしらと勝負をすることで成り立ちます。
そしてその勝負に勝ち続けるからこそ意味があるのだと思っています
しかし必ずいつかは負けます。しかも大学生の場合、負けることの方が多いです。。。
例えば僕の今やっているこのブログ「kaiseiblog」も競争という面でいうと
- kaiseiblog…大学2年生。ブログ6ヶ月目。Web知識
- あるブログサイト…40歳。ブログ1ヶ月目。Web知識
上記で競争した場合、僕の方が圧倒的にブログ歴が長くても、下の方の方が成長は早く、競争してもすぐに追い抜かれるでしょう。
このようにどれだけ競争ばかりしていても必ず自分よりも上の人が出てくるためにキリがなくなってしまうのです。。。
でも、先ほどの例で競争しない場合はどうなるでしょうか?
- kaiseiblog…大学生向けのサイト
- あるブログサイト…自動車工場向けのサイト
これで比べた場合、全く違う分野なので競争も何もなくなり、自分のペースで自分の本当に書きたいことを書くことができます。(もちろんこの2サイトを比べた場合のみで、他にも大学生向けのサイトはたくさんあります汗)
このようになるべく他の人がやらないことをしていかなければ、誰とも競争することなくフィールドに縛られることもなくなるのです。
大学は自分探しの場
大学生の僕が大学について語るのはおこがましいですが、僕の大学では初めに
と教授に言われました。
以来僕はこの言葉を信じています。
他人と競争していては、他人との競争に頭がいっぱいで、その場所しか自分にはないものだと思ってしまいます。
しかし誰かに縛られることなく、自分自身が
と思うものを追求していくことによって、本当に自分のやりたいことが見つかるような気がしました。
競争との違い
- 競争…常に誰かと勝負しているが故に、ずっと誰かと同じフィールド(分野)をやり続ける
- 競争なし…自分自身は何が好きなのかを色々なフィールドに行き確かめることができる
競争をしない大学生になるには
とはいえ競争心を無くすというのは非常に難しいことです。。。
そこで今回は上の方でオススメした本「ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望」から解決方法を1つだけ取り出し、大学生向けに解釈したいと思います!
他の人と違うことをしよう!
結論をいうと、、、
ということです。
みんなと同じ場所にいる場合、競争になりやすい上に本当に自分がやりたかったことなのか分からなくなってしまう場合が非常に多いです。
実は「他の人と違うことをする」というのは、ビジネスの世界でも非常に重要な役目を果たしています。
という言葉を耳にしたことがあるでしょうか??
ブルーオーシャンとは、みんなが競争し合って戦い合うが故に赤く染まってしまった赤い海「レッドオーシャン」とは違い、誰もまだ足を踏み入れようとしない新しい分野で綺麗な海「ブルーオーシャン」のことを表しています。
大学生もこの「ブルーオーシャン」を見つけていくべきだということです。
他のみんなと同じような分野や場所に行くと、その分野が好きならまだしも、嫌いでも競争を余儀無くされる「レッドオーシャン」へと足を踏み入れることになってしまいます。
それよりも、あえて他の人と違う選択肢を選んでみてニッチな分野から自分だけの分野を探し出すことが、競争しない大学生になる一歩だと思います!
まとめ
いかがでしたか?競争する大学生よりも競争しない大学生の方が少し魅力的に思えてきたのではないでしょうか??
もちろん、競争するメリットデメリットそれぞれあると思います。
という風に思う人もたくさんいらっしゃると思います。
しかし競争して、多くの人たちと同じフィールドにずっといるよりも自分が最も得意とするフィールドを探し求めるというのもありなのではないでしょうか??
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